シャンゼリゼ通りのパリの名所グラン・パレの修復とフランス絵画巨匠ミッシェル・アンリのサロン・ドトンヌ副会長辞任

シャンゼリゼ通りのパリの名所グラン・パレの修復とフランス絵画巨匠ミッシェル・アンリのサロン・ドトンヌ副会長辞任

     グラン・パレ↓

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     グラン・パレ内部<光を取り込むガラスの天井が印象的>

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パリの名所グラン・パレについて説明しておこう。

グラン・パレ(大宮殿)は1900年パリ万博の展示場として建築された。セーヌ川とシャンゼリゼ通りに挟まれて、向かいのプチ・パレ(小宮殿)と一対で建築された。グラン・パレは万博後は、グランパレ・ナショナル・ギャラリーとして様々の大規模な展示会の会場となった。美術品を自然の光で見られるように、グラン・パレの天井はガラス張りになっている。

 

プチ・パレはパリ市立美術館となり美術品とクラシック家具が常設展示されていまる。

               プチ・パレ↓

画像4          プチ・パレの華麗なエントランス↓

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グラン・パレと対岸のエッフェル塔を結ぶアレクサンドル三世橋もセーヌ川の上に建築された。アレクサンドル三世橋はアールヌーボーの街灯や黄金色に輝く欄干の上の天使などの彫刻が施された、パリで最も華麗な橋である。

      パリのセーヌ川に掛かるアレクサンドル三世橋↓           <橋の向こうに見えるガラス張りの屋根がグラン・パレ>

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ミッシェル・アンリのオリジナル版画画像 その販売ページにリンク

上記のサイトから購入できるミッシェル・アンリのオリジナル版画の構図と上記写真の構図を見比べてください。美しいパリのグラン・パレを身近に楽しんでください。

 

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フランス絵画の巨匠ミッシェル・アンリとグラン・パレはどう結びつくのか?

ミッシェル・アンリは永年に渡り、サロン・ドトンヌ(秋のサロン)の役員を勤め、1983年から事務局長、1990年からは副会長を勤めていた。

 

 

サロン・ドトンヌはフランスの17世紀のフランス王立サロンの流れを汲むル・サロン(フランス芸術家協会公募展)、国民美術協会などと並び称されるフランスの名門サロン(公募展)の一つでル・サロンが春に開催され保守的な傾向を示しているのに対抗して前衛的な秋のサロンとして1904年のから開催されている。ルオー、マチス、ピカビア、ボナールなどが出展して始まった。

 

ミッシェル・アンリとサロン・ドトンヌ会長のマッカーボーイがイランで開催されたサロン・ドトンヌに来場したイラン国王と王妃を迎えている。↓

MHイラン国王 (1)

 

フランス共和国は芸術を多分野に渡る重要産業と考えているので、フランス芸術家協会、サロン・ドトンヌ、国民美術協会、サロン・デ・ザンデパンダン、サロン・ドコンパレゾンにも無料で会場を提供すると同時にグラン・パレ内に無料で事務所も提供していた。

 

ミッシェル・アンリとサロン・ドトンヌに来場しシラク・フランス共和国大統領↓

シラクフランス大統領とサローンドートンヌ

それぞれの美術団体がサロン(公募展示会)を開催して多くの画商はファンが来場し商談や販売の機会を提供していた。ところが、1993年にグランパレの屋根が落下してグランパレは閉鎖された。

 

落下の原因を調べたところ土台部分が脆くなっているのが発見された。グランパレはセーヌ川のほとりに建築されている為、セーヌ川の水が建物の土台に浸透して、適度な湿り気を与えていたが、高速道路の工事によって使われたコンクリートがセーヌ川からの水の浸透を遮断した為、土台の石は乾燥して脆く壊れやすくなったのが原因と聞いている。

 

ミッシェル・アンリとサロン・ドトンヌに来場したバラデュール首相首相夫人1993年↓

1993バラデュール首相夫人

グラン・パレは再度オープンしたのは2003年なので、実に改修工事に10年以上の歳月をかけた。

グランパレの閉鎖により、各サロンは展示会場の確保が難しくなり、画家達が大きなダメージを被った。会員の画家達は次第に会から離れ、衰退していく過程で役員の有名画家達も退会して無名の画家ばかりが残る状態となった。私も1995年のサロン・ドトンヌを見に行ったがエッフェル塔の近くにテントの会場で開催していた。

ミッシェル・アンリとサロン・ドトンヌに来場したロベール・バンドロール厚生大臣夫人1987年↓

1987 厚生大臣 ロベール・パンドロール夫人 サローン・ドートンヌ グランパレ

ミッシェル・アンリも副会長として随分対応したが、1996年には役職を退く事となった

ギャルリー亜出果は1995年からミッシェル・アンリを日本に迎えて、見ミッシェル・アンリ来日展を毎年企画する予定だったので、ミッシェル・アンリの日程調整が楽になった。ミッシェル・アンリが弊社との仕事に本腰をいれてくれる意思を汲み取るり、私は心から喜んだ。

グランパレを描いたオリジナル版画(シルクスクリーン)パリ4部作は、ギャルリー亜出果がパリの版元から直接購入して、百貨店等の展示会とギャルリー亜出果のサイトで販売している。ミッシェル・アンリ日本代理店のギャルリー亜出果で正真正銘のオリジナル版画の購入をご検討ください。

以下はパリ4部作です。

モンマルトルのサクレクール寺院販売サイト↓

エッフェル塔とアイリス販売サイト↓

グランパレ販売ページ↓

ミッシェル・アンリのオリジナル版画 ノートルダム販売サイト

 

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