マルク・シャガール 【ザブロン族 画集エルサレムウインドウより】オリジナルリトグラフ版画 【額付】
マルク・シャガール 【ザブロン族 画集エルサレムウインドウより】オリジナルリトグラフ版画 【額付】
サイズ30x21cm 額サイズ50x41cm
エコール・ド・パリの代表的な画家 1887年~1985年
多様で華麗な色彩で、男女の愛や聖書、神話の世界をメルヘンの世界として描いた。風景と人物が色彩の中で溶け合い、時間と空間が融合した、幻像的な色彩と雰囲気の絵画世界を創造した。絵から妻や故郷への愛が感じられ、愛と平和を希求するメッセージも感じられる。
1887年 ロシアのヴィテブスク(現ベラルーシ)生まれ
1907年 ペテルスブルク美術学校(サンクトペテルブルグ)で学ぶ。
1909年 ペテルスブルク美術学校(サンクトペテルブルグ)で学ぶ。
1910年 パリに移住 フェルナンレジェ、モジリアーニ、ドローネ、アポリネールなど交流する
1914年 ベルリンで始めての個展開催 キュビスムの影響が見られる
1915年 同郷のベラと結婚 10月革命後のロシアで生活する
1917年 パリの戻る シャガール独自の神秘的超自然的な作風を確率する
1922年 ベルリンで銅版画集<我が生涯>作成
1923年 画商ヴォラールの依頼でゴーゴリの<死せる魂>、ラフォンテーヌの<寓話>を銅版画で制作する
1931年 <バイブル>シリーズ制作の為パレスチナ旅行
1941年 ナチスの迫害を逃れて、アメリカへ亡命する
1944年 愛妻ベラがアメリカで客死
1945年 ニューヨーク近代美術館とシカゴ・アート・アンスチチュートが顧展開催
1948年 <アラビアンナイト>版画集を制作
1950年 フランス国籍を取得 南フランスに移住
1952年 ヴァランティーヌ・ブロツキーと再婚
1954年 リトグラフ集<ダフニスとクリエ>制作開始
1956年 サーカスをテーマにリトグラフ制作 銅版画集<バイブル>発表
1958年 リトグラフ集<バイブル>制作
1963年 パリ・オペラ座の天井画制作。東京と京都で大回顧展開催
1966年 大作聖書のメッセージ17連作をフランス共和国に寄贈する
1967年 生誕80年記念大回顧展がチューリッヒとケルンで開催される
ルーブル美術館が<聖書のメッセージ展>開催
1973年 ニース市に<マルク・シャガール聖書のメッセージ国立美術館(現マルク・シャガール美術館>が開館
1976年 東京国立近代美術館が個展を開催
1985年 南フランスのサン・ポール・ド・バンスで逝去
ニューヨーク メトロポリタン美術館、パリ ポンピドーセンター 等世界中の美術館が作品を競って収蔵した
作品解説
シャガールは、絵画版画と同時に壁画や教会等のステンドグラスも制作した。1959年に、シャガールはエルサレムのユダヤ教の礼拝堂を飾る12枚のステンドグラスを制作して、その記念に1962年に14枚のオリジナルリトグラフ版画入りの画集【エルサレムウインドウ】を出版した。この画集には、教会の12ステンドグラスと同じ古代ユダヤの12族の物語の絵とそれ以外の2点のオリジナルリトグラフ版画が挿入された。本作はその画集エルサレムウインドウのオリジナルリトグラフ版画を額に入れた作品だ。作家のオリジナルリトグラフ版画の証として画集の最後のページに作家サインがいれてある。