ギャルリー亜出果
パブロ・ピカソ Old Man in a Tonkin Hat Pondering the Love Affairs of Elderly Gentlemen (トンキン帽の老人 ― 老紳士たちの恋愛を思索する) エッチング 1968年制作
パブロ・ピカソ Old Man in a Tonkin Hat Pondering the Love Affairs of Elderly Gentlemen (トンキン帽の老人 ― 老紳士たちの恋愛を思索する) エッチング 1968年制作
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限定50部中 第8番
出版:Galerie Louise Leiris(パリ)
刷師:Aldo Crommelynck(パリ)
カタログレゾネ:Baer 1528 / Bloch 1512
紙サイズ:45.00 × 56.50 cm
(17.72 × 22.24 inches)
画面サイズ:31.40 × 41.50 cm
(12.36 × 16.34 inches)
BFKリーヴ紙使用
鉛筆による直筆サイン入り
真正証明書付属
保存状態:非常に良好
※マット窓によるわずかな跡あり
※余白にごく軽微なフォクシング(点状のシミ)あり
1968年に制作された本作は、ピカソ最晩年の創作期に属する重要な版画作品です。この時期のピカソは、驚異的な量の版画制作に没頭し、いかなる制約にも縛られない自由闊達な表現を展開しました。
トンキン帽をかぶった老人の姿は、晩年作品に繰り返し登場する孤独な人物像の系譜に連なります。そこには老いの自覚とともに、なお衰えることのない欲望や想念が、ユーモアとアイロニーを交えて描かれています。
ピカソは老いを悲劇としてではなく、むしろ人間存在の根源的な欲望や生命力を映し出す主題として扱いました。本作は、鋭い線描と大胆な構図によって、成熟した精神の内面世界を鮮烈に表現しています。
最晩年期の版画芸術の精華を示す、極めて示唆的かつ力強い一作です。
1881年 スペインのマラガに生まれる
幼い頃から才能を発揮し8歳で油彩画を描く
1892年 ラ・コリューニャ美術学校入学
美術教師、学芸員だった父は、息子パブロ・ピカソの大変な才能に驚き、自分の油彩道具を彼に与え、自分は描く事を辞める。
1895年 バルセロナの美術学校に入学
1897年 マドリードの王立サン・フェルナンド美術学校に入学
1900年 パリに移住
1901年 パリの画商ボラールがピカソの初めての個展開催
1901年~1904年:青の時代
1902年 海辺の親子制作
1904年 パリのモンマルトルの洗濯船に居を構える
1904年~1906年:バラ色の時代
1905 パイプを持つ少年制作
1906年~1917年:キュビスムの時代
1907年 アヴィニョンの女制作
1908年~1925:新古典主義の時代
1925年~1936年:超現実主義の時代
1932年 夢制作
1937年 ゲルニカ制作
1973年 フランスのニース近郊で他界
