Fernand Léger
Untitled(無題)
シルクスクリーン、1951年
エディション:57/200
出版社:Guilde Internationale de la Gravure(ジュネーヴ)
刷師:Jean Bruller(パリ)
カタログ:Saphire E7
用紙サイズ:56 × 38 cm
画面サイズ:30 × 20 cm
鉛筆による直筆サイン入り
真正証明書付き
コンディション:Excellent
グアッシュ作品を原作とする版画
本作は、レジェ晩年期に制作されたグアッシュをもとにしたシルクスクリーンです。明快な色面と単純化されたフォルムによって構成され、幾何学的要素と有機的形態が調和するレジェ特有の造形世界が表れています。
簡潔でありながら力強い構図は、形態のリズムと色彩の対比を際立たせ、レジェが追求した「造形的価値」の純粋さを示しています。晩年の充実した創作期を象徴する一作です。
Fernand Léger について
フェルナン・レジェ(1881–1955)は、20世紀前半を代表するフランスの近代画家です。キュビスムの影響を受けながらも独自の表現を確立し、**形態・色彩・量感の「コントラスト(対比)」**を軸とした力強い造形で知られます。
第一次世界大戦の体験を経て、機械や都市といった近代的モチーフを取り入れた「機械的様式」を展開。戦後はより鮮やかな色彩と量感ある人物像へと発展し、明快で生命力に満ちた画面を生み出しました。
絵画のみならず、壁画、舞台美術、建築との協働など幅広い分野で活動し、近代美術の発展に大きな足跡を残した作家です。
