Fernand Léger
Composition with Dominos ドミノのあるコンポジション
ステンシル、1947年
エディション:23/30 H.C. + 300
出版社:Guy Spitzer(パリ)
刷師:Guy Spitzer(パリ)
カタログ:Saphire n°E20 p.290-291
用紙サイズ:88 × 70 cm
画面サイズ:63.7 × 50 cm
額装サイズ:91.4 × 72 cm
鉛筆による直筆サイン入り
真正証明書付き
コンディション:Very good
左下にスピッツァーのドライスタンプ
上部中央マージンに1cm未満の裂けあり
本作はキャンバス油彩作品をもとに制作されたステンシル作品です。
鮮やかな色彩に満ちた謎めいた構成の中で、有機的で植物的なフォルムが、成長し続ける生命世界のイメージのように広がっています。それに対し、ドミノの幾何学的でグラフィカルな形態が対照的に配置されています。
この有機的形態と幾何学形態の組み合わせこそが、レジェの求めた調和のかたちでした。
彼の言葉にあるように、「対象はその意味によってではなく、造形的価値によってこそ価値を持つ」のです。
Fernand Léger について
フェルナン・レジェ(1881–1955)は、20世紀前半を代表するフランスの近代画家です。キュビスムの影響を受けながらも独自の表現を確立し、**形態・色彩・量感の「コントラスト(対比)」**を軸とした力強い造形で知られます。
第一次世界大戦の体験を経て、機械や都市といった近代的モチーフを取り入れた「機械的様式」を展開。戦後はより鮮やかな色彩と量感ある人物像へと発展し、明快で生命力に満ちた画面を生み出しました。
絵画のみならず、壁画、舞台美術、建築との協働など幅広い分野で活動し、近代美術の発展に大きな足跡を残した作家です。
