Sonia Delaunay
Circular Rhythms(サーキュラー・リズム/円形のリズム)
磁器作品(ポーセリン)
制作年:1980年
エディション:62 / 900
出版社:Artcurial(パリ)
サイズ:直径 40.00 cm
真正証明書付き
コンディション:Excellent
リモージュ磁器
本体にサインあり
このリモージュ磁器のプレートには、ドローネーの版画作品《Signal》にも見られる構成とよく似た色彩のリズムが表れています。赤と緑の補色関係を中心に、青がもたらす色彩的な不協和、さらに黒と白の対比によって画面に強いコントラストが生まれています。
また、半円と長方形という形態の対立も重要な要素となっています。中央に配置された半円はプレートの円形のフォルムと調和し、一方で長方形はその形に対して緊張関係を生み出し、非常にダイナミックなリズムを構成しています。
この構図は、ドローネーが繰り返し用いたモチーフの完成形とも言えるものです。着想の源となったのは、1967年に制作された《Rythme couleur》というグワッシュと木炭による作品で、現在は Musée d'art moderne André Malraux(ル・アーヴル近代美術館) に所蔵されています。また同年の油彩作品は Museum of Modern Art(MoMA) に展示されています。
このモチーフはさらに、フェルタンのピントン工房によって制作されたタピスリー《Contrepoint》にも応用され、版画作品としても再制作されました。
ウクライナ生まれの画家ソニア・ドローネーによる美しいエッチング作品です。彼女は幾何学的抽象表現の先駆者の一人であり、本作でもその卓越した構成力が発揮されています。
精緻なギヨシェ(細かな曲線模様)の技法を用いることで、幾何学的形態がリズミカルに配置され、強い視覚的エネルギーを持つ構図が生み出されています。ドローネー特有の抽象的リズムと装飾的感覚が見事
