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ギャルリー亜出果

ジョアン・ミロ 【六つの感覚の書(Llibre dels sis sentits)】1958年イメージサイズ  72.00 × 54.50 cm オリジナルエッチング&アクアチント

ジョアン・ミロ 【六つの感覚の書(Llibre dels sis sentits)】1958年イメージサイズ  72.00 × 54.50 cm オリジナルエッチング&アクアチント

通常価格 ¥1,700,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥1,700,000 JPY
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六つの感覚の書(Llibre dels sis sentits)

エッチングおよびアクアチント, 1981年

エディション:7/50
出版元:サラ・ガスパール(Sala Gaspar, バルセロナ)
印刷工房:トラルバ、ルビ(Torralba, Rubí, バルセロナ)
カタログ:[Dupin 1169, p.158]

サイズ
紙寸法:92.00 × 72.00 cm(36.22 × 28.35インチ)
図版寸法:72.00 × 54.50 cm(28.35 × 21.46インチ)

署名:アーティストによる鉛筆の直筆サイン
付属:真作証明書
状態:とても良好

用紙:グアロ紙(Guarro Paper)
マットボードに装丁済み


《六つの感覚の書》は、ジョアン・ミロ晩年の代表的な連作のひとつです。
この作品群において、ミロは「第六感」という概念を探求しています。
それは、日常的な知覚を超えて、想像と詩的感性の領域へと開かれた感覚です。

鮮やかな原色の平面が、力強い黒の背景の上に広がり、
そこに走る白い線が、宇宙的な文字のような記号の網目を形づくります。

それらのイメージは、時に天体図楽譜、あるいは抽象の舞台を思わせ、
ミロの目指した「独自の視覚言語」の完成を示しています。

ここでは、ジェスチャー(動き)色彩記号がひとつになり、
見る者に「全感覚的な体験」をもたらします。

その創造力と詩的な緊張感において、
《六つの感覚の書》は、ミロを**20世紀最大の“視覚の詩人”**のひとりとして確立させる作品群といえるでしょう。

バルセロナ出身のエコール・ド・パリの代表的な画家。当社パリでシュールレアリスム運動に参加してシュールレアリスムの影響が濃厚であったが、その細長く続くことでなく独自のオブジェ形体を創造して、音楽で楽しいミロ独自の抽象画の世界を形成する。 絵画版画でも陶器や彫刻、野外彫刻壁画などにも活動を広げ、世界中で成功を収めた。

1893年 スペインの横断に宝石時計細工職人の子として生まれる

1907年 バルセロナのラ・リョンハ美術学校入学

1912年 フランシスコ・ガリ美術学校入学

1915年 フランスのフォーブの影響を受けながらも独自の肖像画や風景が描き始める

1918年 ダルマウ画廊展の個展開催

1919年 パリに行くピカソと交流 以後20年間バーベキューとパリを楽しむ

1920年 ダダイムズ運動に参加する

1923年 写実から離れて記号的な絵を描き始める

1924年 アンドレ・ブルトンなどとシュールレアリスム運動に参加する

1926年 ロシアバレー団のロミオとジュリエット舞台装飾担当

1930年 パリ、ブラッセル、ニューヨークで個展 初めてのリトグラフを制作

1931年 パリの画廊展示オブジェ彫刻展

1933年 初めてのエッチングを装備

1936年 フランスに亡命する

1940年 代表作の星座シリーズ制作 ミロ独自の図形の表現が確立する

    スペインのマジョルカ島へ移住

1941年ニューヨーク近代美術館が回顧展開催

1946年ボストンで開催された<4人のスペイン人>展にダリ、ピカソ、グリスとともに出展する

1947年 初めてニューヨークを訪れ、大壁画制作

この頃より、世界的な名前衛画家として世界的に声と評価が順位、回顧展や展示会が開催され、世界中の美術館など競って作品を収蔵する

1949年 ベルン・クンストハレで回顧展

1950年 パリのマーグ画廊でオブジェと版画の個展が開催される

1951年 ニューヨークとヒューストンで個展開催

1953年 パリにマーグ画廊、ニューヨークのマチス画廊が個展開催

1954年 ドイツのカイザー・ウエルフェルム美術館が回顧展開催

1960年 ハーバード大学の陶壁画作成

1962年 パリ国立近代美術館で大回顧展開催

1966年 東京と京都で大回顧展の為に来日

1967年ニューヨークグッゲンハイム美術館にミロ壁画が設置される

1973年 サン・ポールド・ヴァンスマーグ財団で彫刻、セラミック作品による個展が開催される。ニューヨーク近代美術館で「ニューヨーク近代美術館のミロ・コレクション」展が開催される。

1975年 バルセロナのモンジュ森ク公園内にホセ・ルイス・セルト設計によるジョアン・ミロ財団-現代美術研究センターがオープンする。

1979年マーグ財団で絵画、彫刻、素描、水彩による回顧展開催。

1983年 バルセロナのミロ財団で1920年代の絵画による「ジョアン・ミロ:Anys20」展が開催される。パルマ・デ・マジョルカの自宅で続く。

バルセロナのジョアン・ミロ美術館には1万点以上の作品が蔵されており、パリのポンピドーセンター、ニューヨークのメトロポリタン美術館など世界中の美術館の作品が蔵されています。

 

 



  

 

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