ギャルリー亜出果

ミッシェル・アンリ 【水辺のコクリコ 油彩20号【額付】

ミッシェル・アンリ 【水辺のコクリコ 油彩20号【額付】

通常価格 ¥3,500,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥3,500,000 JPY
セール 売り切れ

2006年作品


作家ミッシェル・アンリが弊社(ギャルリー亜出果)の注文で描いた絵画です。 

ミッシェル・アンリは花をメインに描く画家でビュッフェ、ブラジリエなどと共に20世紀フランス画壇を代表する画家です。絵画から幸福感感じられるので、フランスでは幸福の画家、ポピーを多く描くのでアメリカではポピーの王様と呼ばれています。透明感のある色彩は、宝石に例えられます。赤はルビーの色、ブルーはサワイアの色、緑はエメラルドの色、深みのあるブラウンはトパーズの色言われます。ミッシェル・アンリの絵画はパリ市近代美術館、スエーデン王室、モナコ公国、サウジアラビ王室等が収蔵しています。ギャルリー亜出果は1995年以来ミッシェル・アンリの日本総代理店として日本各地の有名百貨店、画廊でミッシェル・アンリ来日展を企画し、ミッシェル・アンリの作家自筆サイン入りオリジナル版画の制作、絵画版画の販売、著作権の管理をしています。

作品解説

窓の外の青い空が夏を感じさせる。窓の上部には竹の簾が描かれ、外から涼しい風を取り込んでいるのがわかる30~40年前は、フランスでは冷房設備はなったと記憶している。セントラルフィーティングが整っている。ボイラーでお湯を沸かして、そのお湯を建物の中を循環させ室内も含め建物全体を温める。パリはもとより、南フランスでも、夏でも気温も30度以上には上がらず、湿度も低いため木陰に入れば涼をとる事ができた。10数年前、フランスを猛暑が襲い、冷房設備がないため、数千人(主に高齢者)が倒れた。現在でも、全てのホテルで冷房が入っている訳ではない。花はミッシェル・アンリが描くポピーの様であるが、葉は細長くシャクナゲなどの葉に似ている。ヨモギを連想させるようなポピーの葉ではない。ミッシェル・アンリがポピーを描く時は、葉を描く事はあまりない。初夏のフレッシュな雰囲気を出すため、別の花の葉を描いたのだろうか?左右のスモモとブーケが三角形を構築して安定した構図を作っている。窓の下の台は、あまり目立たない幾つかの色彩のクローバ模様で統一されている。その色彩はヴァイオレットやワインカラーでブーケのオレンジ色と補色関係にあり、ブーケの色彩に輝きを与えている。窓の外の青空は、透明感のある白濁色と薄いピンクと薄いブルーの雲か霞みで遮られている。それによって外部の空間に遠近感と奥行きを与えて


ギャルリー亜出果 武田康弘

 

 

詳細を表示する