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ギャルリー亜出果

三枝浩子 静寂の鼓動

三枝浩子 静寂の鼓動

通常価格 ¥200,000 JPY
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サイズ : F15 (25.7 × 20.9 インチ/ 65.2 × 53.0 cm) 横サイズ
制作年 : 2026 年
素材 : アクリルガッシュ、 ワニス、 キャンバス

《静寂の鼓動》 三枝浩子 作品解説

タイトルが示す通り、この作品は「静けさ」と「鼓動」という一見相反する二つの感覚を一枚のキャンバスの中に共存させた一作だと考えられます。

色彩とモチーフ 水色と黒の絵具が雨のように画面を垂直に流れ落ちる構成は、作家が繰り返し用いるドリッピングの技法によるものでしょう。水色は涼やかで透明感のある静けさを、黒は深く沈み込むような静寂を象徴し、この二色が重なり合いながら降り続けることで、悲しみではなく、内側に静かに刻まれ続ける生命のリズムそのものが可視化されています。

構図 横長のフォーマット(F15横サイズ)は、雨が降り注ぐ垂直の動きと、画面全体に広がる水平的な静けさという、二つの時間軸を同時に感じさせる構成になっていると想像されます。線の粗密や滴りの強弱によって、画面のどこかに光が差し込むような明るい箇所が生まれ、暗く静かな地の中から生命の輝きがふと浮かび上がる瞬間を捉えているのではないでしょうか。

主題性 作家の言葉にあるように、この作品は「静寂の中にこそ、最も強い鼓動がある」というテーマを核としています。外に向かって激しく表出される感情ではなく、内側で静かに、しかし確かに続いていく生命の脈動――それは日々の喧騒の中では見過ごされがちな、けれど確実に存在する心の奥深くのリズムです。水色と黒の雨は、悲しみの象徴ではなく、むしろその静けさの奥にある確かな生の証として描かれています。

一見静かで抑制された画面でありながら、見る者の内側にじわりと響いてくるような、静と動、沈黙と鼓動が拮抗する詩的な一作です。

作家コメント

水色と黒の雨が、 静かに降り続ける。 それは悲しみではなく、 心の奥で確かに刻まれる生命のリズム。 光が差し込み貴方を
輝かせる。 静寂の中にこそ、 最も強い鼓動がある。

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