レイモン・ペイネ 【射手座】オリジナルエッチング モノクロ 作家自筆サイン入り【額付】
レイモン・ペイネ 【射手座】オリジナルエッチング モノクロ 作家自筆サイン入り【額付】
イメージサイズ52x38㎝
レイモン・ペイネは20世紀フランスで最もポピュラーなイラストレーターで、フランスと日本に複数の美術館があります。恋人達の愛を描き、恋人達の回りには常に小動物や木々花々が描かれ、ペイネの作品は愛と平和のメッセージあり、小動物や植物への共感は環境保護に通じます。広島平和公園には、世界平和のシンボルとしてペイネの恋人達の彫刻が置かれています。このオリジナルエッチング版画は1978年にシリーズでフランスで制作されました。もちろん新品です。フランスでも売り切れていて、中古品がマーケットにでる程度です。ペイネの美術館等の情報は以下のサイトを見てください。
アンチーブ市立ペイネ美術館内に展示されたレイモン・ペイネのオリジナルエッチング星座シリーズ手前から魚座、蟹座、射手座、獅子座、乙女座、さそり座↓
【作品解説】
ギリシャ神話では、射手座は上半身が人間で下半身が馬というケンタウロス族の弓の名人のケイローンが弓を引く姿と言われている。射手座の人は、冒険心や探求心が強く、物事を深く考え既成概念に捕らわれず、エネルギッシュに自由に行動する。熱し易く冷めやすいので、恋愛の相手も次々に変える愛の狩人的な面もあるので要注意らしい。
画面下の中央から100年以上の樹齢と思われる大木が伸びている。大木は途中から幾つもの枝に分かれて、蔦のように伸びて葉と共に大きな円を描いている。その枝葉で囲まれた円内には、沢山の中世や古代のもの思われる建物が密集して建っている。ローマの円形競技場やピサの斜塔と思われる建物もある。大木の前には上半身が人間で下半身が馬の男性と包を持った女性が描かれている。彼は女性のハートを射止めようと、矢を向けているが、女性は彼の移ろいやすり性格を警戒してか、少し距離を取っている。女性が手に持つ包の中に彼に対抗する秘密兵器が入っているのかも知れない。
ギャルリー亜出果 武田康弘
【ギャルリー亜出果】は1992年頃に、レイモン・ペイネの版元ミュレ氏(レイモン・ペイネと共同でレイモン・ペイネの版画を制作して、レイモン・ペイネが自筆のサインを入れた)の甥でその版画のフランスの発売元(エディション・デ・セルクル)の代表のアレクサンドル・トカール氏から5000部購入した。
ギャルリー亜出果武田夫妻とレイモン・ペイネのオリジナルリトグラフ版画発売元エディション・デ・セルクル(edition des cercles )のトカール夫妻 ニースにて ⇓
ギャルリー亜出果のオーナー武田康弘は南フランスのモンペリエ大学を卒業しているが、アレクサンドル・トカール氏もモンペリエ出身でモンペリエ大学の後輩だった。ギャルリー亜出果は、アレクサンドル・トカール氏との友情が起点となってレイモン・ペイネ版画の販売に力を注ぎ始めた。
軽井沢ペイネ美術館パンフレット↓
ギャルリー亜出果は1995年~2015年の20年間軽井沢プリンスホテルニギャラリーヴァンドフランスを経営していた為、同じ軽井沢のペイネ美術館とも親交があり、軽井沢ペイネ美術館と南フランスのアンチーブ市のレイモン・ペイネとユーモラスナ画家美術館との交流の為、軽井沢ペイネ美術館より派遣されアンチーブ市ペイネ美術館やレイモン・ペイネの娘アニーペイネとも交流続けている。
レイモン・ペイネの絵画世界は、恋人達の愛を中心に小動物は植物が楽しく共生する楽園を描いたいる。今の、環境破壊、戦争続く21世紀にあってレイモン・ペイネの愛と平和の絵画は現代へのメッセージと思われる。レイモン・ペイネの平和と愛と優しい自然に取り囲まれた世界に触れて、心に平和と愛と地球の仲間である自然、動物、植物を大切に思う心を育んで頂きたい。
【レイモン・ペイネ美術館リンク】