ドロレス・カブデヴィラ
ドロレス・カプデヴィラ(Delores Cabdevila)はアルゼンチン生まれのアーティストで、現在はカナダを拠点に制作活動を行っています。1966年にアルゼンチンのラ・カルロタで生まれました。
1990年にアルゼンチンのコルドバ大学で絵画の学位を取得した後、1990年から1994年までアルゼンチンやブラジルで作品を発表しました。この時期は彼女の芸術的成長にとって重要な期間であり、作風を確立するとともに南米のアートシーンでの評価を得ることができました。
1994年にドイツに移住し、キャリアの転機を迎えます。1995年からは、テュービンゲンのカジノでのグループ展「Contemporary Latin American Art」や、テュービンゲン美術館での「Art in Tübingen」に参加し、ヨーロッパでの認知を広げました。
1999年には、ベルリンとアーレンシュポープのペーターズ・バーデンブロック・ギャラリーでの展覧会「Ausgesucht - 6 x 1」に参加。2002年にはベルリンでのグループ展「10 Years Peters-Barenbrock Gallery」に参加し、ドイツのアートシーンにおける存在感を確立しました。
2004年にカナダに移住し、北米での活動を継続。ハノーファーのボンガルト・ギャラリーで展覧会を開催しました。2005年にはバンクーバーのボーウェン・アイランド・アート・ギャラリーでのグループ展「Gifted」に参加し、また「フィレンツェ国際現代アート・ビエンナーレ」に招待されました。
2006年は個展・グループ展ともに活発な年で、「The Secret Garden」(ボーウェン・アイランド・ギャラリー)、「Retrospective」(ウエスト・バンクーバー図書館)、「Harmony Art Festival」(バンクーバー・フェリー・ビルディング・ギャラリー)などに参加。再びフィレンツェ国際現代アート・ビエンナーレに招待され、ケルンでの「art.fair」にも参加しました。
2007年も引き続き、ケルンでの「art.fair」や「Art Karlsruhe」など、国際的なアートイベントに参加しています。
彼女の作品は、アルゼンチンでの幼少期の記憶や感覚に深く影響を受けています。光と影をテーマに、幼少期の庭園の光、影、香り、秘密を想起させる表現を探求しています。ドロレスは作品を通して「失われた時間への回帰」を試み、過去とのつながりを表現しています。彼女の作品は観る者を内省の旅へ誘い、記憶と感情を探求する体験をもたらします。