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ギャルリー亜出果

あおきさとこ 「eternal - あうん の 円相 -」 H803×W652×D24mm

あおきさとこ 「eternal - あうん の 円相 -」 H803×W652×D24mm

常规价格 ¥350,000 JPY
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titanium series  
2022
ミクストメディア
アクリル絵具、顔料、樹脂、チタン、木製パネル
 

本作は、見る角度によって色が変化するチタン素材と、あおきさとこ特有の線描を組み合わせた「titanium series」の一作である。画面いっぱいに、円環を描くように線と文様が渦を巻き、その円の起点と終点にあたる位置には、対になる2羽の白い鳥が配されている。

円環を構成する線の内側には、葉、花、雫、幾何学的な三角や菱形などのモチーフが、青・緑・金・珊瑚色といった色彩で密度高く描き込まれ、円の外側には白い線描の草花や種子が放射状に広がり、円そのものが呼吸するように画面全体へとにじみ出している。

タイトルの「円相」は禅における言葉で、悟りや宇宙、あるいは心そのものを象徴する円を一筆で描く書画の伝統を指す。作家はこの円相という概念を、文字ではなく2羽の鳥と終わりのない線画によって視覚化しており、円の起点と終点に鳥を配することで、「阿吽(あうん)」――物事の始まりと終わり、あるいは対をなす呼吸や気息の一致――という言葉が示す関係性を表現している。

チタンという素材は光の当たり方によって色合いが変化するため、静止画では捉えきれない流動性を持つ。作家はこの錯視効果を意識的に配色に取り入れており、見る角度や時間帯によって異なる表情を見せる点も、円相が持つ「見る人のその時の気持ちや境遇によってさまざまな見え方をする」という多義性と呼応している。

【作家コメント】

見る角度によって色が変化するチタン素材(金属)と線画を組み合わせたシリーズ。チタンの色合いによっては全く異なる色に変化するものもあり、永遠に広がっていくような独特の線画が、絵の中で動いているかのような錯覚になる素材である。色合わせも通常とは異なり、その都度、目の錯覚を利用しつつ配色を決めており、流動性のある色彩を意識している。まるで「箔」のようにも見えるこのチタン素材は、サビや熱にも強く、金属の中では軽量な為、お寺の屋根瓦などにも使われている有能な素材である。

作品コンセプトは、「禅語」がテーマ。文字で表現する事が多い禅の言葉を、動物や作家特有の線で表現した。「禅」は、徹底して自分と向き合い、"自分の内側に全てある"という考え。見た人が禅語それぞれに独自の解釈をして思考を巡らせ、問われている感覚をお楽しみいただくと同時に、禅語を目標の姿として、飾っていて前向きな気持ちになれる様にとの作者の願いも込められている。

- 円相(えんそう) -
円満と拡がりの象徴。始まりもなければ終わりもない、無限に続く宇宙でもある=終わりのない線画。大きく広く深い意味を有しているので、見る人のその時の気持ちや境遇によって、さまざまな見え方をします。

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